宮原楓翠(みやはら ふうすい) うるしの〇△☐展。
今回は、店主のわがままで豆皿シリーズをお願いして制作してもらいました。

こちら全て乾漆技法です。麻縄・皮(漆皮しっぴ)に漆をのせているもの。

乾漆かんしつ・・とは
漆器というと、木地に漆を何度も重ねて塗られたものを多くみますね。、
宮原楓翠さんが特に力をいれているものが、『乾漆(かんしつ)』技法。
木地を使う替わりに、麻布、和紙、麻縄などを漆で硬めて作るものです。
奈良・平安時代の仏像なども、この乾漆技法でつくられているものがみられます。
丈夫でふわっとした軽さ、漆本来の温もり、自由な造形を持つので食器にも最適です。

店主は、箸置き・薬味入れ・コーヒーなどを出す時のちょっとしたお菓子(チョコレートなど)や角砂糖置き・・等々につかい、とても役立つので気に入っています。
持ち運び・収納用に箱もつくっていただきましたよ。
豆皿 3150円