日光下駄(栃木県伝統工芸品)をご存知ですか?

特徴:
良質の本桐の台木に、竹の皮を編んだ草履が取り付けてあります。そのため、履き良さはもとより、抗菌作用が強く、冬は温かく、夏は涼しいという保温効果や抜群の吸湿性が大きな特徴の一つです。

由来:
江 戸時代の東照宮をはじめ日光社寺は格式を重んじ、境内参入についても色々な決まりがあり、履物も「御免下駄」(もともと社内参入につは草履を使用するのが 原則でしたが、坂や雪も多いため、草履の下に木の台をつけた御免下駄を考案しました。)と称する社内参入用の下駄を用いました。
これを明治期に実用向きに改良したものが現在の日光下駄です。

星ひでおさんの日光下駄は鼻緒も星さんの手仕事から出来るため、お好みの鼻緒での注文も承ります。
おばあさんから譲り受けた着物の布地などを持ちこむ方も多く、世界に一つだけの日光下駄を末永くご愛用いただけます。

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